ガイドとの出会い
ローラーガイド開発以前のガイドは、鋼材に焼き付きや擦りキズが生じやすく、飛び出しや不正かみ込みが多いなど、作業能率や品質などの点で問題が多くありました。
摩擦体(フェールング)から回転体(ローラー化)のガイドの導入後、先の不具合を解消し、作業能率が向上、品質が格段に良くなりました。当社は、圧延担当者が抱えている問題点をテーマとし、それを解消するために共同で開発した製品をご紹介します。
製品紹介
EPN25
- 線材用ガイド
- 特殊鋳鋼のローラーホルダーを採用し、高い弾性域を実現
- ローラー面間調整は、ラチェットを用いた中心振分機構タイプ
- ローラー片側の調整機構付き
EPPD70PCG
- 鋼材の先端・中央部・後端を、一定の抱合力で保持
- 圧延時の抱合力をモニタリングすることにより、ガイド調整を均一化
- 遠隔操作にて、ローラー面間調整が可能
- HMDなどの外部入力信号を必要としない
FERD250PRC
- 平鋼用巾可変ガイド
- 2対(4個)のローラーで鋼材を誘導
- 遠隔操作にて、ローラー面間調整が可能
当社のローラーガイドは日本のみならず、
既に海外でも需要がある製品です。
ローラーガイドのこと、環境開発のことなど、お気軽にお問い合わせください。