2022-03-28

    SDGs12、SDGs13、SDGs17

タイヤゴムチップのマテリアルリサイクル

熱い鉄を棒状や異形状にするための誘導装置「ローラーガイド」の製造は寿産業の代名詞。その一方で、早くから環境問題にも着目していました。「ふるさとのために、自分たちができること」を模索し、粉砕技術を身につけ、製品の原料を再生産しようという考えにたどりつきます。1998年には社内に環境開発室を設置。周囲の声と寿産業の思いの一致から、当時、北海道で問題となっていたトラックの廃タイヤのリサイクル機器開発に乗り出しました 。
試行錯誤を重ねたリサイクル機器の開発と製造によって、廃タイヤは付加価値の高い資源、タイヤゴムチップへとマテリアルリサイクル(廃棄物を原材料として再利用すること。)されています。

タイヤゴムチップマット

  • タイヤのゴムチップを用いて製造したラバーマットや長靴は透水性やクッション性に優れており、公園や工場で使われることで、皆さんの生活を足元から守ることにつながりました。廃タイヤで培った粉砕技術は抗菌関連商品などの開発・製造などにも生かされ、他社製品や社会への貢献につながっています。